Part 1


2003年3月30日 制作

2010年4月29日 更新

by Yoshida

こんばんは、こんばんは、もひとつおまけにこんばんは。

ここは、NHKの人形劇「ネコジャラ市の11人」中・後期放送に関するページです。ポンポン♪


★ Part1 もくじ ★


1. はじめに


2. 放送の概要

(1) 放送期間

(2) 制作スタッフ

(3) レギュラーキャラクター及び声優(1971年度下期)

(4) ゲストキャラクター及び声優(1970年9月以降の登場人物・動物)

(5) テーマソング

(6) 番組タイトルについて


♪ ”冬将軍閣下”の項を追加、バンチョの項に加筆しました。(2010.4.13)

♪ ズチャーズ、カラスの勘三郎、ヤマチューの項を改訂しました。(2010.4.29)






1. はじめに



テレビ草創期の1950年代から爛熟期の1980年代にかけて、NHKでは平日夕方の時間帯に「連

続人形劇」を放送していて、当時の子供たちを中心に絶大な人気を博しました。

「ひょっこりひょうたん島」「新八犬伝」「プリンプリン物語」など、今なお熱心なファンが思い出を語

り合う名作も生み出されました。

ひょうたん島のリーダー、ドン・ガバチョ大統領は先日(2003年2月1日)NHKで行われた「テレビ

放送開始50周年」記念番組のキャンペーンキャラクターとなりましたし、比較的後年の作品で収

録VTRがある程度まとまって保存されている「プリンプリン物語」は、2003年4月から1年間教育

テレビで再放送されました。

「人形劇クロニクルシリーズ」のDVD(NHKソフトウェア)や、書籍「NHK連続人形劇のすべて」

(アスキー出版、2003年4月刊行)など、関連商品の発売も盛んになっています。

今また、人形劇は静かなブームを呼んでいると言えるでしょう。



その一方で、あまり話題にのぼることもなくひっそりと歴史の奥に消えていこうとする作品もあり

ます。1970〜73年に放送された「ネコジャラ市の11人」は、「ひょっこりひょうたん島」の出演者、

制作スタッフが多数参加した作品であるにもかかわらず、今では「ひょうたん島」と「新八犬伝」

の間に埋没してしまった感があります。



「ネコジャラ市の11人」の放送は、現在全く残されていません。

従って、「人形劇クロニクルシリーズ」DVDでの復刻対象にもなりませんでした。

台本や関連資料も、そのほとんどがすでに散逸してしまったといいます。




ここでは「ネコジャラ市の11人」に関して、放送当時小学生だった筆者がごくわずかながら今でも

記憶していること、及び後年伝え聞いたお話、このページの読者の方からいただいた情報から判

明したことなどを、覚え書き風に記していきたいと思います。





2. 放送の概要



(1) 放送期間


1970年(昭和45年)4月6日〜1973年(昭和48年)3月16日。全668回放送。

毎週月〜金曜日、18時05分から15分間放送。

途中、小学校などの夏休み・冬休み期間は放送休止していた。

また、佐藤内閣改造、あさま山荘事件中継などの臨時ニュースにより数回休止されている。

その他、1971年1月1日に特別編「正月特集・新年ネコジャラ歌合戦」が放送された。



(2) 制作スタッフ (敬称略)


脚本: 井上ひさし、山元護久、山崎忠昭(1年目のみ参加)

人形制作: ひとみ座

キャラクターデザイン: 片岡昌

音楽: 宇野誠一郎



(3) レギュラーキャラクター及び声優 (1971年10月〜1972年3月時点でのもの)


この作品は当初成人キャラクター中心の構成で、当時若者風俗として流行していたサイケデ

リックなふんいきも取り入れていたようだったが、あまり視聴者のウケがよくなかったみたいで、

1970年8月の第90回放送で近くの「ネコジャラ火山」の爆発により、市民の多くが犠牲になる

ストーリーを作ったという。その後新たなレギュラーキャラクターを加えて、「災害復興と、新たな

町づくり」をメインテーマとしたお話にリニューアルして、以後最終回までの約2年半その態勢が

続く。ここでは、その中・後期に活躍したレギュラーキャラクターを紹介する。

(注) 放送初期にのみ登場していたキャラクターに関してはここでは取り上げておりませんの

で、あらかじめご了承ください。




★ ガンバルニャン (声・熊倉一雄)

ネコジャラ警察署長の黒ネコ。番組開始当初の主役。

もとはネコジャラ市の地主と思い込んでいたが、実はただのノラネコだった。

番組開始時は、ネズミ一族から迫害を受けていた。

人間たちの助けによって初代市長となるが、わがままで身勝手な性格が災いして、たちまち罷

免される。

ネコジャラ火山爆発後は生き残ったネズミや子供たちと仲直りして、一市民として暮らす。

(注)ガンバルニャンは、おそらくこの物語で一番最初に考え出されたキャラクターだと思われる

が、1970年4月放送開始ということから、もしかしたらその前年の1969年にヒットした赤塚不二夫

さんのマンガ「もーれつア太郎」に出てくる、過激な発言を繰り返すネコの「ニャロメ」と、やはり同

じ年に流行した皆川おさむさん(当時6歳)歌唱の「黒ネコのタンゴ」あたりが発想のもとになって

いるのではないかと、後になって想像するようになった。

このページの旧版の読者の方から、それを裏付けるような証言をいただいている。

初期エピソードの冒頭(第1回か第2回)で、ネズミ族から迫害を受けていたガンバルニャンから

の救援を求める手紙を受け取ったドサ・ザ・グレート(声・野沢那智)は、猫との連帯を表明して

「タンゴ、タンゴ、黒猫のタンゴ〜」と言っていた。その横にはタメコムX(声・江波多寛児)がいた。

(以上、ひょっこりひょうたん島ファンクラブ・井上豊さん提供の情報から構成しました。ありがとうございました。)


★ バンチョ・ホーホケ卿 (声・藤村有弘)

ネコジャラ市長、ウグイスモチ党党首。1970年9月放送の第100回から登場。

火山爆発後にアップル少年が調べていた百科事典から飛び出してきた政治家。そのまま第3

代市長に就任して、新しい町づくりを行う。

常に市民のことを思い行動する政治家の鑑だが、お人好しでだまされやすいことが欠点。

歌が好きで、演説の合間などによく歌っていた。


後述のズチャーズ氏がネコジャラ市に移住する際に、住居となる豪邸建築用に送られてきた

建材を市民の住宅のために使い、市民をズチャーズ邸のキッチンだけの家、バスルームだけ

の家などで暮らせるようにした。バンチョは最後にズチャーズ邸用のエレベーターを市庁舎とし

て、そこに大きな机を置き、部屋が上下する状態で執務していた。この市庁舎は番組終了ま

で使われた。


バンチョの人形は当時の佐藤栄作首相に少し似せて作られた節が見受けられる。ひょっこり

ひょうたん島のドン・ガバチョは"governer"のもじりだったのに対し、バンチョは藤村さんの愛

称が「バンサ」だったことから名づけられたのであろう。



(注)バンチョ氏の出身校は「バンチョ大学」で、「バンチョ・ピーチク」氏が学長だったという。

♪八百屋の西北 ラーメン屋の向かい

見上げるナントカは我らが母校

バンチョバンチョバンチョ・・・・・・・・パッパララパッパ

という校歌を歌いまくることもあったらしい。ここにも、「もーれつア太郎」に出てくる「バカ田大学」

の影響がうかがえる。

(以上、「KEIさん」「博多の隠居さん」提供の情報から構成しました。ありがとうございました。)


★ ズズチャズ・ズチャーズ (声・若山弦蔵)

バンチョ市長の大学の同級生、渋い声の実業家。

本名は「アリストテレス・ソクラテス・プラトン・ニューロック・ズズチャズ・ズチャーズ」。

バンチョに請われてネコジャラ市に来たときは悪魔に魂を売り渡していて、市民のハートを盗み

出そうとしていたが、バンチョの尽力で改心する。

その後はズチャーズ商店(ズチャーズ10ジャラスストア)、ネコジャラ鉄道などの経営に専念、経

済面で市政を補佐する。

(一部、「席亭」さんからの情報をもとに構成しました。ありがとうございました。)


★ カラスの勘三郎 (声・梶哲也)

ネコジャラ郵便局長。

もとは、サタン大王の命を受けてズチャーズ氏を監視する検察官だった。

♪ズズチャズ ズチャズチャ ズズチャズ ズチャズチャ ズチャーズ様がやって来る

ズチャーズ様がやって来る 大金持ちがやって来る

仕事を止めて、勉強も止めて、遊びもやーめて、迎えに行こう!♪

と歌い、「ズチャーズ様は今日は××までいらして、一休みしておられるぞ!」

と、市民にズチャーズの滞在先を伝えていた。

電話でサタン大王を一喝したバンチョ市長の姿を見て改心して、1971年10月時点では郵便局の

業務にまじめに励んでいた。しかし、後に魔性の蚊に刺されたことで再び魔がさして、市長職の

乗っ取りを画策(1972年10月)、市を分裂状態に追い込む。市政を乗っ取ると、エレベーター市

庁舎から拡声器で「全員集合!」と怒鳴り、それを聞いた市民は「8時だヨ!全員集合」のテーマ

ソングに乗って、ドリフターズメンバーのお面をかぶって広場に集合していた。

(以上、「MIURAさん」「博多の隠居さん」提供の情報によります。ありがとうございました。)


★ ヤマチュー (声・納谷悟朗)

ネコジャラ市で土建屋を営んでいたネズミ。根っからの職人肌で、子分ベンキョーチューの面倒

をよく見る親方だった。「わいは、ヤマチューや!」に始まり、江戸っ子言葉と関西弁のチャン

ポンで威勢よく話す。

ガンバルニャンの罷免に伴い第2代市長となるが、在職中にネコジャラ火山の噴火が起こり、多

くの犠牲者を出してしまう。

バンチョが市長となってからは小学校の校舎などの建設を請け負う。


【注】

「NHK連続人形劇のすべて」の本では、ヤマチュー一家はアルチュール・ランボーというネズミ

の手下としてガンバルニャンを迫害していたという記述がありますが、それは間違いというご

指摘をいただきました。アルチュール・ランボーはトッピンショ、ドンドコショという2匹の子分と

ともにガンバルニャンを迫害していたが、ヤマチュー・ベンキョーチューは当初から誠実に仕事

をしていたということです。

(以上「白馬さん」からの情報をもとに構成しました。ありがとうございました。)


★ ベンキョーチュー (声・宇根靖彦)

ヤマチューの子分のネズミ。「ネズミ東大」を目指して、始終勉強ばかりしている。

「勉強になるなあ〜、日記につけておこう!」が口癖。

火山爆発からの復興後はネコジャラ鉄道の信号場主任の仕事を任され、苦学する。

アップルと親友になり、市が危機に瀕すると二人でいろいろと知恵を出す。

(一部、「KIT」さんからの情報をもとに構成しました。ありがとうございました。)


★ アップル (声・朝倉宏二)

ネコジャラ市に住む小学生。市民きっての秀才で、市の危機を幾度も救う。

しかし普段は、小難しく理屈っぽいギャグを言っては「ハテ?」と首をひねっていた。

(注)放送開始当時は愛川欽也さんが声を担当していて、途中で交替した。


★ スイート (声・松島みのり)

アップルの同級生。優しく可愛らしい女の子。

動物たちと話ができ、人間との仲介役を果たす。

牛のモーモーくん(男の子扱いだが、雌の乳牛)の世話係もしていたような?


★ スゴミ (声・丸山裕子)

アップルの同級生。空手2段、柔道3段の、元気いっぱいの女の子。

(これは「NHK連続人形劇のすべて」の本の記載によりますが、「柔道5段、剣道4段、空手3段」

と言っていたという情報もいただきました。)

その怪力で市の危機を幾度も救う。

しかし内心は「お姫さまになりたい」と思っていて、天地真理さん(1971年10月に「水色の恋」で

デビュー)が有名になったころは、「天地真理ってかわいいだわさ」と言って、憧れていたらしい。

(一部、「井上豊さん」、「H.Tさん」からの情報をもとに構成しました。ありがとうございました。)


★ クマタン (声・島敏光)

スゴミの弟。人形劇定番の「空腹キャラクター」。まだ口がよくまわらないが、鋭い皮肉をよく投げ

かける。


★ シーラのカン太郎 (声・和久井節緒)

1971年9月にネコジャラ市をおそった集中豪雨により、化石から生き返ったシーラカンス。

そのまま陸を歩き、話をする能力を獲得する。人間が魚の生け造りを食する習慣を持っているこ

とに反発する。

動物を擬人化したお話は古今東西星の数ほどあれど、シーラカンスをネタにしたのはおそらくこの

作品が最初で最後だろう。

ハワイの水を産湯に使い、育ったところが北極海!

の口上に続いて

♪おれっち、シーラのカン太郎〜の歌を口ずさみ、粗野な態度でたちまち市民と摩擦を起こす

が、やがて反省してアップルたちの同級生となる。渡世人ならぬ「渡世魚」といった感じで、口は

悪いが情に厚く、正義感の強いキャラクターであった。

(一部、「席亭」さんからの情報をもとに構成しました。ありがとうございました。)


★ ナレーちゃん (声・大村麻梨子)

当時流行のミニスカート姿に自慢のプロポーション、腰までのロングヘアで、視聴者に大胆に迫

るナレーター。セクシーな声で、ネコジャラ市に起こるさまざまな騒動を、時にダジャレまじりにサ

ラリと解説していた。



(4) ゲストキャラクター及び声優 (1970年9月以降の登場人物・動物)


★ シラケラー (声・はせさん治)

バンチョの「小学校教師募集」広告に応募してきた、吸血鬼ドラキュラの末裔。

先生としての力量には優れていて生徒の人気を集めるが、やがて市を吸血鬼の町に変えてしま

おうと企む。


★ ミケ・ランジェロ姫 (声・増山江威子)

ネコジャラ市の本来の土地所有者のミケネコ。ガンバルニャンが一目ぼれするが、結局はケンカ

別れとなり、当人(当猫?)はニャンコロ王家の王子とのお見合いに臨む。

しかしその縁組もその後破談となり、ラーメン屋台の経営で生活費を捻出する身分となる。

ガンバルニャンが警察署長になったときにようやく和解、土地を正式に市に売却する。


★ ババ・バロネッタ (声・新道乃里子)

ミケ・ランジェロ姫の傅役の老猫。姫の、ガンバルニャンとの交際に強く反対する。


★ シケン・カーン (声・山田康雄)

ネズミ東大の1971年度入試担当教授。

だが夜尿症のため解雇されて、ネコジャラ市に移り住む。マザコン的な性格でもあったらしい。

夜寝る前に、母親の声を吹き込んだテープを必ず聞くという習慣があったという。

その後ミケ・ランジェロ姫の縁談の際に召使いに採用されて、町を離れる。

(一部、「MIURAさん」からの情報をもとに構成しました。ありがとうございました。)


★ 冬将軍閣下 (声・滝口順平)

1972年の年明けからネコジャラ市に居座り、厳寒気候をもたらした将軍。北山修作詞・筒美京平

作曲の「さらば恋人」を歌いながら登場する。自分は「北山」で、オーサム(大寒)・コサム(小寒)

という2人の息子がいて、「さらば恋人」は長男のオーサム(修)が作ったと主張する。



★ 箱根山銀時 (声・井上昭文)

1972年10月、カラスの勘三郎が市長職を乗っ取り一時的に4代目となったとき、助太刀に呼んだ

「世界山賊共同組合」加入者の山賊。


★ ヘルス・センター (声・東光生)

「世界山賊共同組合」加入者の(何故か)海賊。

1972年11月ごろ、ネコジャラ市にレジャーランドを建設する構想を持ってやってくるが、それは

世界征服の足がかりとするためのものだった。


★ 海原博士 (声・神山卓三)

すべての物質を水に変えてしまう試薬「アカンベロン」の開発者。

ヘルス・センターと結託して、世界征服をたくらむ。



(5) テーマソング


初期は♪ネコジャラ行き一日一本、6時5分発ズタボロ列車〜

で始まるドゥ・ワップ調の曲だったが、1970年9月の「ネコジャラ火山爆発」のエピソードを受けて

事実上のリニューアルをした後の中・後期は

♪ここはまだ石ころごろごろ、ここはまだ草がぼうぼう〜

で始まる、のどかで明るい曲調の「オーマイホームタウンの歌」(※注参照)に変わった。

(※注) いずれの曲も「ネコジャラ市の11人テーマソング」と記されているが、ここでは区別する

ため、仮にこのように呼ぶことにする。



そして、毎回歌が終わるとナレーターの「ナレーちゃん」が登場、

「こんばんは、こんばんは、もひとつおまけにこんばんは。」

とまず一発ギャグをかましてから、話に入るという構成になった。

他にエンディングテーマとして、♪ネネ、ココ、ジャラジャラジャラジャラジャーララ…(ぼくらの町ネ

コジャラ)という歌をときどきやっていた。これは、リニューアル以降もそのまま残っていた。

いずれの曲も、作詞/井上ひさし・山元護久、作曲/宇野誠一郎である。



★ テーマソングのデジタル復刻について ★


後年CD(1990年、1993年、1996年)及びDVD(2003年)化されたNHK人形劇関連のディスクで

は、どれも初期のテーマソングとエンディングテーマ曲だけが収録されていて、「オーマイホーム

タウンの歌」は外されています。

しかし、実際に放送で使われた回数は「オーマイホームタウンの歌」の方がはるかに多く、当時

の視聴者にもなじみが深いものと思われます。

当時の「グラフNHK」誌でも初期テーマソングの紹介はありませんが、「オーマイホームタウンの

歌」については1971年10月15日号で歌詞と楽譜が掲載されています。



なぜ「オーマイホームタウンの歌」のCD復刻がなされないのかは長年の謎でしたが、このHPの

制作・更新過程においていろいろ調べた結果、「ネコジャラ市の11人」のアナログレコードは初

期テーマ曲の時代に制作されたものしか存在せず、「オーマイホームタウン」の音源を収録した

アナログディスクが制作されていなかったことが原因ではないかと推定されます。



現在聴くことができる「オーマイホームタウンの歌」は、2003年に発売された「プリンプリン物語」

のDVD(アミューズソフト ASHB-1121)です。最終回の項の最後に三波豊和さんが「人形劇26

年の歴史を簡単に振り返る」コーナーをやっていて、そのバックに「オーマイホームタウンの歌」

の一部がかかっています。また、2004年になって「ウルトラ・ヴァイヴ」社より、「オーマイホーム

タウンの歌」のカラオケ音源復刻が実現しました。(「宇野誠一郎作品集U」 CDSOL-1099

しかし、放送に使用された歌入りのオリジナル音源の復刻は、未だに実現していません。



日本音楽著作権協会(JASRAC)の登録データでは、「ぼくらの町ネコジャラ」が「オーマイホーム

タウンの歌」ということになっていますが、実際に発売されたCDでは♪ネネ、ココ、ジャラジャラ

ジャラジャラジャーララ…の歌が「ぼくらの町ネコジャラ」ということになっていて、「オーマイホーム

タウンの歌」に関してはJASRACの登録上もはっきりしていません。

そこで本項では、「オーマイホームタウンの歌」の歌詞を載せてみたいと思います。






マイ・ホーム・タウン

〜「ネコジャラ市の11人」主題歌〜



           作詞  井上 ひさし、山元 護久、山崎 忠昭 

           作曲  宇野 誠一郎



           ここはまだ 石ころごろごろ

           ここはまだ 草がぼうぼう

           ここはまだ やぶ蚊がぶんぶん だけど

           ここに 町を作ろう

           ぼくたちの町 ふるさと

           オー オーマイホームタウン

           マイホームタウン

           オー マイホームタウン


           ぼくたちの町 そこは

           空の虹がよく似合う

           オー マイホームタウン

           マイホームタウン

           オー マイホームタウン



(6) 番組タイトルについて


「ネコジャラ市」は、もちろん当時都市郊外などの草原によく生えていた植物「ネコジャラシ」のも

じりである。「11人」とは、初期エピソードでガンバルニャンを救出しに市にやってきた人間が大

人6人、子供4人の計10人で、「ガンバルニャンを含めて11人」という解釈と、「11人目は、テレビ

を見ているあなたです」という解釈ができるようになっていることから考え出されたものだろう。

いずれにしても、ネズミたちは員数に含まれていない。

しかし、中後期エピソードでレギュラーとなっていた人間は、大人がナレーちゃんを含めて3人、

子供が4人の計7人であった。

その代わり、カラスやシーラカンスなど多士済済の動物たちがストーリーを盛り上げた。

中後期では、ネズミたちも員数に入れて、人間6人(バンチョ、ズチャーズ、アップル、スイート、

スゴミ、クマタン)、ネズミ2匹(ヤマチュー、ベンキョーチュー)、ネコ1匹(ガンバルニャン)、カラス

1羽(勘三郎)、魚1尾(シーラのカン太郎)の総勢「11人」の市民が多彩なゲストを迎えて騒動を

起こす様子を、ナレーちゃんが市民に準じる立場からレポートする話、という意味合いに変容して

いった。




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